命と消費、再生をめぐるインタラクティブな神話
Susynthesizer
Exploring
Life,Consumption,
and Regeneration
Susynthesizer(寿司んせサイザー)は、寿司を象徴的なモチーフとして私たちが無意識に消費している日常を、異なる視点で照らし出す小さな寓話です。
観客の行動に応じて音楽やビジュアルが動的に変化し、言葉を越えた体験を共有します。
テクノロジーと祈りが交差するこの世界で、
私たちは“共に生きる”ための物語を、もう一度描き直せるでしょうか。
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Susynthesizer Projectページを公開しました
2025.07.13 -
ICE PEDESTRIAN -Susynthesizer- インスタグラムアカウントを開設しました
2025.4.29 -
ICE PEDESTRIAN(アイスペデストリアン)の活動を再開しました
2024.11.1
七海麻衣(ICE PEDESTRIAN)インタビュー
プロジェクト名:
Susynthesizer(スシンセサイザー)
本作は、ICE
PEDESTRIANによるインタラクティブ・サウンド・インスタレーションのプロトタイプです。
アーティスト七海麻衣を中心に、複数の分野から専門家が集まり、共に制作されています。
Concept
「命・消費・再生」──
誰もが日常で無意識に繰り返す行為に、静かな問いを。
Susynthesizer(スシンセ)は、寿司と生け花をモチーフに、
知覚と感情のズレに触れる没入型アートです。
Introduction| はじめに
本作は、2024年のOpen call
for Artists 2024(Ars
Electronica)に提出したドラフト映像から発展し、
ICE
PEDESTRIAN名義での活動を再始動。
コンセプト、視覚、聴覚、インタラクションの三層構造で、参加者自身の知覚と感情を深く揺らします。

Flow to Susynthesizer| スシンセにつながる流れ
『SUSHI IKEBANA』(コラージュ)、『SHIBAMATA
VR』(記憶と場所)、精神医療現場での展示──
これまでの表現を融合させ、“命を持った寿司”という現代的寓話として昇華したのがスシンセです。

What is Susynthesizer?
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スシンセとは
寿司生け花が“語りかけてくる”。
スシンセは、鑑賞者の動きや触れ方に応じて反応する、
寿司型のデジタル生命体たちによる
体験型インスタレーションです。
Why Sushi?| なぜ寿司?
寿司は、消費されることで姿を消す「儚い美」の象徴です。
いまや高級食の一つであり日本文化の象徴となった寿司はかつて江戸時代には屋台で提供され、
ファーストフードとして手軽に食べられていました。
本作では、命を宿しながらも消費されることのない「寿司生け花」として寿司を再構築し、
日常を見つめ直すための新たなメタファーとして提示します。
Message| 作品メッセージ
時代とともに変化する「価値」は、常に差異の中から生まれてきました。
そして、身のまわりにある「寿司」という存在が、もしかすると私自身の「らしさ」を形作っているのかもしれません。
Susynthesizer Details| スシンセ詳細
インタラクション:鑑賞者の動きやタッチによって寿司生花が反応
技術構成:Unity+センサー(LiDAR)、AI音声合成、オリジナル音楽
表示形式:4面プロジェクション+8.2chサラウンドシステム
登場キャラクター:海老ひまわり、蟹味噌彼岸花、タコ曼荼羅
コンセプトや展示構成の概要など、展示ご検討用の資料をダウンロードできます。
今はまだ一部しか形になっていませんが、関心のある方と少しずつ広げていけたらと願っています。
Document
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PDF資料ダウンロード
About
ICE PEDESTRIAN
東京を拠点とするアート・コレクティブ。
音、インスタレーション、デジタル表現を通して「日常」と「非日常」の境界を探求します。
プロジェクトごとに、アーティスト・エンジニア・研究者・セラピスト等の専門家が柔軟に関わる体制です。


Artwork Format
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作品形態
ジャンル
インスタレーション/インタラクティブアート/メディアアート
技法
プロジェクション、センサー技術、AI音声、サウンドインスタレーション、スマホUI
静的な美と動的な知覚の交差点に立ち、鑑賞者の感情そのものを作品に取り込む構成です。
ディレクション・コンセプト
七海麻衣(Mai Nanaumi)| 東京都葛飾区出身
「ICE PEDESTRIAN
」創設者・アーティスティックディレクター
アーティスト・デザイナー・メディアアート作家。
グラフィック、音楽、インスタレーション、VR/ARなど複数領域を横断。
代表作に『SUSHI
IKEBANA』『SHIBAMATA VR』など。
MAINANAUMI.com

Member & Supporter
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前田優|マーケター・ディレクション補佐
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株式会社デザイニウム|Unity + LiDAR/AR技術協力
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TsukiPROD.|3Dモデリング・アニメーション制作
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MASSIC inc.|8.2ch音響設計・ミキシング
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松尾有真|映像・写真撮影
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秋野イントロ|プロジェクト管理・進行
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嵯峨崎泰子(野崎クリニック)|スポンサー・アドバイザー
Gallery

SHIBAMATA VR| 2022
ブラウザベースのVRアート作品です。
ユーザーは柴又駅周辺をモチーフにした仮想空間を探索し、
ビジュアル要素とインタラクションしながら、
ブラウザ上のゲーム感覚でポイントをクリアしていく
新たなサウンドスケープ体験です。

SUSHI IKEBANA
寿司をアート作品として再構築した代表作であり、
多様なテクノロジーを融合させながら、
自身の芸術実践の本質を象徴するシリーズです。
コンセプト
「各作品は、それぞれの素材や形状を通じて、哲学的テーマを表現しています。
海老ひまわり:ゴッホの「ひまわり」に触発され、生命の儚さを象徴。
蟹味噌彼岸花:生と死、転生を象徴する花言葉から着想を得た作品。
タコ曼荼羅:ユングの曼荼羅理論に基づき、内面的統一と精神的調和を表現。

Nozaki Clinic| 野崎クリニック 2023-
江東区・門前仲町にある野崎クリニック館内では、季節ごとに作品を展示しており、
多くの患者様から「待ち時間に癒された」とご好評をいただいています。
また、患者様のご要望に応じて、完全オーダーメイド形式での作品販売も
行っております。
Career
グループ展
2024年
「IMAGINARIUM」|東京都現代美術館(東京)
2023年
「NOZAKI
CLINIC」|東京
「GLOBAL DAO ART」|シンガポール
「IAA DAO
ART」|東京
「MATTER AND DIGITAL」|ソウル
「WEPLE
OFFICIAL」|ソウル
2022年
「Ginza
Bar Art」|東京
「NFT_NYC 2022」|ニューヨーク
「Crypto Art
Tokyo」|バーチャル展覧会
2018年
「SHIBUYA
AWARD
2018」|東京
「SICF19(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)
」|東京
個展
2022年
「SHIBAMATA VR」|バーチャル展覧会
テストマーケティング
2021年
「ART EXPERIENCE」|東京




受賞・助成
2025年
「Tokyo International Foto Awards(TIFA)
」ファインアート部門(コラージュ):佳作受賞
2024年
「第10回 Fine Art Photography
Awards」フォトマニピュレーション部門(アマチュア):ノミネート
2023年
「London
International Creative
Competition」プロフェッショナルアート部門:ショートリスト選出
「IMAGINARIUM」|日本テレビ主催:フリーコンピューティング部門
審査員奨励賞
2018年
「SHIBUYA AWARD
2018」:入選
掲載・メディア
2024年
『U INTERVIEW
七海麻衣』|ukiyo_e_magazine
2023年
『日本テレビ IMAGINARIUM AWARD』|z
studio sensors #9
2021年
『地域応援!東京つながるニュース
多摩』|J:COM多摩




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Support
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ご支援は、以下のような目的で使用されます
- 展示実現のための制作費
- 会場費・広報費
- メンバーの人件費・機材費
支援方法
- 金額別の支援メニュー(例:1万円/3万円/10万円〜)
- 対価(名前掲載、体験招待、アートグッズ贈呈など)
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